デジタルマーケティング分野ではアジャイル方式
デジタルマーケティング分野では明らかにウォーターフォールよりもアジャイルがフィットしています。
著書ではアジャイルの効用として4つをあげています。
アジャイルの効用1.急激な環境変化への対応力が高い2.その場で決定するので意思決定が早い3.文書化が少なくすむ4.最終形が決まっていなくても軌道修正が可能
企業のマーケティング部門にいると潤沢にエンジニアはアサインされません。僕は1人でやっています。フルスタックとはいかないけども、色々システム側でやる必要があります。KPIの設定、タグの埋め込み、分析、BIでの視覚化、スクレイピング。
IT系は全部エンジニアの担当でしょ、という認識で押し付けられているのかもしれません。が色々できるようになることで1人アジャイルをしやすくなります。自分の中で考えて、形にして、チェック、と自己完結できるので、やっていて楽しいです。
デジタルマーケティング分野のエンジニアは、1人で色々とできるようになると仕事がまわしやすくなります。
マーケティング/ビジネス側の人はエンジニア分野には嫌なのか、苦手意識があるのか、入ってこないことが多いので、こちら側からマーケティング/ビジネス側の知識を得ようと歩み寄ります。将来的にみると、全てできるようになった方がキャリア的にもプラスでしょうか。
インハウスのエンジニアは希少性がドンドン上がるかも
インハウスのエンジニアは絶対数が少ないようです。
日本企業の中にインハウスのエンジニアは少ないという問題がある
施策を思いついても実装を内部でできない場合は、ベンダーに依頼するしかありません。そうすると結果を出すまでに時間がかかってしまいます。設計書をかいて、見積もりとって云々で、時間はドンドン過ぎ去ってしまいます。
簡単な実装なのに結果を見るのは数ヶ月後、ということも珍しくありません。そして結果から異なる施策を試すために、またベンダーに依頼する。。。これではドンドン他社に追い抜かれてしまいます。
もし、インハウスのエンジニアがいたら、数ヶ月は早く行動に移せますよね。PDCAも早く回せます。
僕はデジタルマーケティング部に分析担当でアサインされたのですが、分析以外にも色々と手を伸ばしています。
少し前にエンジニア界隈でフルスタックエンジニアが持て囃されていました。デジタルマーケティング分野でもフルスタックエンジニアの数は少ないです。フルスタックというとスーパーマンエンジニアをイメージしますが、企画から実装、計測まで何でも屋という表現の方が近いかもしれません。
ただインハウスのエンジニアとして頑張っても報われるとは限りません。
日本では管理職として部下をマネジメントする以外に昇進する道がない。プレイヤーはフェアに評価する企業に流出してしまう。
上の人からとってみたら、インハウスのエンジニアなんて、イチ作業者、と思っている人もチラホラ。今までにいないジョブなのでイメージがなく仕方のないことですが悲しいことです。
作業者に高い給料は出せない。こんなルールが多いようです。
それではフェアな企業ってどこなんだ、ということですが。。
エンジニアはデジタルマーケティングの道もある
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