Google Analyticsのイベントのカテゴリー、アクション、ラベルの設定って結構悩みませんか。
前担当の人が設定していたら、そのままの流れを引き継げばよいですが、自分が初めて設定する場合は良く考えたほうが良いです。GAは、1回設定してしまうと過去のデータには手を加えられません。なので、初めのデザインが肝心です。
わたしが今かかわっているサイトのイベントは昔、私が設計しました。その時はベストだと思っていたのですが、最近イベントを沢山追加する機会があって、ネーミングルールを改めて考えることにしました。
イベントを考える際の材料
ネーミングルールについては公式ドキュメント、サイトの情報があります。
イベントはカテゴリー、アクション、ラベルの3階層で定義することができます。カテゴリー、アクション、ラベル、という名前ですが、なんでも設定することができます。アクションはアクションといっても動詞である必要はありません。
「アクション」が常に動作を意味する必要はない。 アクションには自由な文字列を設定できます。
公式ブログの他には下記のブログも参考にしました。
Naming Events and Traffic Sources for Easier Reporting in Google Analytics
カテゴリ<アクション<ラベルでヒエラルキーを作っていこう、ということが書いてあります。
トヨタのサイトで実践してみる
トヨタとは全然関係がないのですが、トヨタ自動車のサイトで作るイベントを考えてみました。
ラインナップをチェックすると、このような階層で並んでいることがわかります。
- 乗用車、ビジネスカー、福祉車両
- コンパクト、ミニバン
- アクア、ヴィッツ
- 車種詳細、シミュレーション
- アクア、ヴィッツ
- コンパクト、ミニバン
車にカーソルを合わせると、車ごとの詳細が表示されるので、これをラベルにすることにします。
作ったイベントはこのような感じになりました。ラベルには{{Page URL}}でURLをつけても良いです。
カテゴリー | アクション | ラベル |
乗用車 | コンパクト-アクア | 車種詳細 |
乗用車 | コンパクト-アクア | シミュレーション |
乗用車 | コンパクト-アクア | カタログ請求 |
乗用車 | コンパクト-ヴィッツ | 車種詳細 |
ビジネスカー | トラック-ダイナ カーゴ | 車種詳細 |
ユーザーの動きはどれくらいページを見ていたのかのイベントも必要ですね。
カテゴリー | アクション | ラベル |
Session | 60 Seconds | {{Page URL}} |
Session | 120 Seconds | {{Page URL}} |
作ったら、
まとめ
今は最後のCVだけではなく、CVより前のタッチポイントを測定することが流行っています。とりあえずはタッチポイントになりそうなものは全てイベントで登録して、その中からタッチポイント、目標に繰り上げていくことが、うまいやりかたでしょうか。
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